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■アキバ系の40代デザイナー等々力大志の日々雑感です■


by kuromoriko

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■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■

こんにちは、等々力です。
前回の記事で写真が全くなかったので、その時の様子を改めてアップします。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14294312.jpg

ONKYO D-202はいつぞやの日記にも書いたのですが、近所の懇意にしている電気屋さんから只で貰った物です。その当時はエッジが何の異常もなかったのですが、つい最近セッティングをしている際にエッジの劣化に気付きました。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14302955.jpg

ところで、これはD-202を駆動しているアンプ、サンスイ電気のR11レシーバーです。甲府のハードオフで1000円でした。こういうコンサイスコンポ型って可愛いので大好きです。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14321567.jpg

写真にも写っている様に丁度D-77X MOD用のドロンコーン用にエッジを作ったとき、ついでに余り布の部分を利用して16cmウーファー用エッジを急造したのです。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14335313.jpg

それでは、エッジ交換作業に移ります。4カ所のネジを外し…
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14343051.jpg

ウーファーを外します。オムレツをひっくり返す要領でキャビネットをひっくり返し手のひらで受け止める様にするとスポッと抜けます。重い重いと評判のウーファーですが、D-77X のウーファーに比べれば可愛い物です。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14351143.jpg

次に端子を外します。+極の部分がラジオペンチでカシメてあるので、そのままでは外れません。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14353635.jpg

力技で外して、せっかくのウーファーを壊してもいけません。ステイプラーの針外しを使って端子をコジってやります。マイナスの精密ドライバーでも良いでしょう。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14355987.jpg

ほうら、外れた。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14371046.jpg

それにしても、アコースティックスタビライザーだけでも充分すごいのに…磁気回路含めてフェルトで養生してありますよ。ゼネラルオーディオといえども全く手を抜いていません、昔文献で読みかじったGS-1の制振対策と全く同じ手法が用いられています。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14374151.jpg

真後ろに突き出たこのボルトは木製のインナーフレームに穿たれた穴に接続する構造。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_1440736.jpg

この穴ですね。実はこのレイアウト、タイムドメインminiの構造にそっくりなんです。miniをバラした事のある方が見れば判っていただけるかと…
ところでこのバッフル板、見た目は厚めのプラ製。でも写真の様に黒く塗られたMDFが見えています。何らかの2重構造になっているのは容易に想像出来ます。これが独特の制振構造の秘密の様です。それもお金をかけずにやっているぽいです。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_143812100.jpg

力を抜くべき所は簡略化し、押さえる所は押さえる。物づくりのお手本ですね。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14384183.jpg

問題の劣化したエッジ。今回もD-77xの時と同様、割り箸とホットボンドでボイスコイルのセンター位置を固定してから作業をしました。但し、今回はカーボンコーンではなく紙コーンですからそこの接着にはブチルテープを用いました。剥がす時にちょっと裁いてしまいました、危なかった。
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_14311750.jpg

そんなこんながあってエッジリペア完成!
■ ONKYO D-202〜エッジリペア Vol.02〜 ■_a0206420_1431384.jpg

これで当分は大丈夫でしょう…今後はリビングのステレオとして活躍する予定です。

※まあ、そうはいってもプラの型代って物凄く高価なんですが…
by kuromoriko | 2012-02-18 16:00 | オーディオ